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Sawaの実家の来客 名前: Sawaの父
[2004/01/24,21:37:00]
現在地に住んで約10年,餌が不足する冬場になると様々な来客があります。 パン,穀類,果物類,菓子類,動物の脂身など,種類によって好みが違います。
妻は,ある朝,目が覚めるとスズメが葛籠(つづら)を置いていってくれるのではないかと,密かに期待しているようです。写真はアカゲラ(♀)。
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リンゴが好きなヒヨドリ 名前:
Sawaの父
[2004/02/08,23:17:36]
Sawaの実家の庭に住み着いているのは,夫婦とおぼしき2羽。他のヒヨドリが入り込もうとするなら,見応えのあるバトルをバトルを繰り広げます。
我が家のリンゴは,ヒヨドリといえども樹に着いている内は栽培中でから口を付けることはできません。餌台に乗れば食べられるのですが,未だに躾ができず,収穫前のリンゴにも手ならず口を出してしまいます。
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順番待ち 名前: Sawaの父
[2004/02/08,23:23:55]
ペットボトルを利用した給餌器で採餌口は2ヶ所なので順番待ちです。
我が家を訪れる人は皆「ここのスズメは太っているね」と言います。どう見ても肥満気味なので,可哀想ですが餌の量を少し減らして,現在,食事療法中です。
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野鳥の種子散布その2 名前:
Sawaの父
[2004/02/14,21:13:57]
ヤドリギ(宿り木) 読んで字のごとく,半寄生の樹木で,根から他の木の養分を奪い,葉では光合成をしている樹木です。 たまたま伐採された樹木に寄生していた物を,持ち帰って我が家の庭の木に縛りつけておくと,早速ヒヨドリが赤い実を食べに来ました。(居間からの窓越しの撮影で写真が悪くてごめんなさい)
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野鳥の種子散布 その1 名前:
Sawaの父
[2004/02/14,21:19:41]
樹木の種子が野鳥の消化器系を通過することで発芽率が向上し,遠くに運ばれることは良く知られているところです。 そのため,樹木は美味しい果実を散布者の野鳥に提供しているそうです。 写真は,我が家の庭に訪れたツグミがヤドリギの実(画面右上の赤い小さな実)を食べて,糞をしているところです。 ヤドリギは赤く甘い果実で野鳥の気を引いているばかりか,驚く仕掛けがありました。 ツグミの糞にご注目下さい。数珠の様に繋がっているのがおわかりでしょうか。 この数珠のようになった糞は,べたべたした粘りけが強く,樹木の肌や枝などに付着しやすくなっていました。種子が粘着性の物に包まれ,ツグミはそれを食べたからです。
長い間,野鳥を観察してきましたが,こんな光景を見たのは初めてで,妻と興糞ならず興奮(感激)してしまいました。食事中の方はお許し下さい
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ネクタイで正装した来客 名前:
Sawaの父
[2004/02/17,00:15:17]
休日に窓越しに庭を見ていると,実にさまざまな来客がきて退屈することがありません。 頭が黒くて頬には大きな白斑があり,胸から腹,尻尾(しっぽ)にかっけて黒いネクタイ状の縦線が特徴のシジュウカラ。
とにかく身が軽くて動きが速い鳥なので,反応の遅いデジカメで撮影するには至難の業です。 巣箱を気にして覗きこんでいるところを見ると,今年もまた子育ての様子を見ることができるかも知れません。
明日はベレー帽をかぶってくる来客をご紹介いたします。
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ベレー帽をかぶった来客 名前:
Sawaの父 [2004/02/17,22:45:03]
普段は山に住んでいる鳥ですが,餌が不足する冬場は人里に現れます。 スズメより一回りほど小ぶりで,頭上がベレー帽をかぶったように黒く,喉には逆三角形の黒斑があります。 Sawaの実家の庭には,この鳥だけで来ることは稀で,他のカラ類に混じって来る程度。運が良くなければ観察できない珍しい来客です。
明日は頭をリーゼントにしている来客をご紹介いたします。
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群れ 名前: Sawaの父
[2004/02/18,22:26:51]
群れになってやってきて,餌を全部平らげらら,台風のように去っていきます。
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リーゼントの来客 名前:
Sawaの父 [2004/02/18,22:33:38]
黄色い尾羽,肥満気味の体で長い冠羽(かんう)と呼ばれるリーゼントスタイルの頭が特徴のキレンジャクです。 Sawaの実家には年に数回の来訪ですが,いつも数10羽で群れて来るため,餌台などに置いてある数個のリンゴは,あっという間に食べつくされてしまいます。 赤い尾羽のヒレンジャク(緋連雀)も混じっていることもあります。
明日は逆さまになって歩く来客をご紹介いたします。
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木の幹に逆さまに止まれます 名前: Sawaの父 [2004/02/20,23:47:15]
尾が短くずん胴で,お世辞にも格好良いとは言えませんが,この鳥,樹木の幹で頭を下に逆さまになって自由に移動できる。 これは他の鳥にできない技で,樹木の幹を隈なく歩いて餌を探します。sawaの実家の庭に訪れるのは冬の間だけです。
次回はドングリ類が好きな忘れ物の代名詞にもなっている訪問者をご紹介いたします。
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物忘れの激しい人を「カケス頭」と言いますが 名前: Sawaの父 [2004/02/21,22:07:01]
カケスは森のカラスと言われるほど脂身,果物,穀物類など何でも餌にする雑食性ですが,中でもドングリやクルミが大好物です。 秋になるとドングリ類をその場で食べるほか,食料として貯め込む性質があります。 食べ忘れたドングリは翌春発芽して稚樹となりますから,結果的に樹木の種子散布を手助けしていることになり,森から食糧を提供してもらっているカケスは森に恩返しをしているようにも見えます。しかし,人は,餌を保存した場所まで忘れてしっまうカケスになぞらえて,物忘れの激しい人を「カケス頭」と言います。 カラスの仲間ですが,黒い街のカラスに比べ森のカラスは派手にできています。 Sawaの実家の庭にも訪問してくれるのですが,食糧を手当たり次第食べてしまうので,Sawaの母はあまり好きではなさそうです。(北海道に生息するのはカケスの亜種ミヤマカケスで頭が茶色いのが特徴です)
次回はヒマワリの種が大好きな訪問者ご紹介します。
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野鳥の世界(写真ー3) 名前:
Sawaの父 [2004/02/23,21:07:47]
右の1羽がシメで,上からシジュウカラが落とすヒマワリの種をスズメと仲良く食べています。
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野鳥の世界(写真ー2) 名前:
Sawaの父 [2004/02/23,21:17:45]
普段は給餌器からヒマワリの種を一個取り出したら,付近の高い木の枝まで飛んで行き,そこで食べているの,この日は仲間のために餌を分け与えているように見えます。
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野鳥の世界(3枚組写真) 名前: Sawaの父 [2004/02/23,21:45:10]
シメはずんぐりした体型で,太くて短い頑丈そうなくちばしが特徴です。 目先が黒いために顔つきが鋭く見えます。 夏の間,北海道の林の中で繁殖して,秋から冬にかけての寒い時期は暖かい本州に渡るというのに,どうゆう訳か雪がいっぱいあるのに現れました。 ヒマワリの種が好きで,殻を頑丈なくちばしで割って食べます 野鳥の世界にも助け合いの精神があるのか,シメが訪れると,身軽なシジュウカラが給餌器からヒマワリの種を採って,ばらまいているようにも見えます(写真ー2)。 私の気のせいでしょうか。 普段,ヒマワリの種を食べないスズメまで一緒に並んで食べているからほほえましいことです(写真ー3)。
次回はネックレスで着飾っているように見える訪問者をご紹介します。
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すまし顔 名前: Sawaの父
[2004/02/27,22:39:26]
見かけに似合わず良い声で鳴きます。 白っぽい顔ですが雄は頭部から喉にかけてが淡いクリーム色で、頬から耳羽にかけて茶色の斑があります。この班が写真のよう「レイ(ハワイの儀式に用いる花輪)」やマフラーでも巻いているように見えます メスは頭から胸にかけて灰褐色で翼には白色の帯があります。 繁殖期以外は群れで行動しますので,「キュルキュル」「ジェー」といった鳴き声が響き渡ります。
次回は番外編をご紹介します。
可愛らしい,しぐさや表情を見せるコムクドリを私は気に入っているのですが,妻にいわせれば「色の試し塗り」をしたような鳥だといいます。
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野鳥:番外編1 名前:
Sawaの父 [2004/03/01,22:51:14]
フクロウ(梟) 夜の狩人の異名を持つフクロウには様々な秘密があるらしい。 耳の周囲は岩盤と呼ばれるパラボラ型をし,左右の耳の穴は大きさが異なり,位置も左右対称になっていないため,耳に達する音は時間と強弱に差が生じるので,獲物の居場所を正確に知ることができるそうです。 写真はsawaの母が庭の落ち葉で作成したフクロウです。
次回はsawaとヒヨドリの写真をアップしたいと思っています。
フクロウは小鳥と違って1卵生むとすぐに抱卵をはじめ,2,3日ごと産卵し全部で3〜4卵生むので,最初のヒナと最後のヒナが孵るのには2週間程度の差が生じてしまいます。 そのため,大きいヒナと小さいヒナが一つの巣の中にいることになります。 これは,悪天候で親が何日も餌がとれない時など,最悪の場合に,大きいヒナが小さいヒナを食べることで巣の全滅をさける仕組みと考えられています。 自然界の厳しさには,何時も考えさせられるものがあります。
訂正:前文の説明の中で耳の周囲は「岩盤」とあるのは,「顔盤」の誤りでした。訂正致します。
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ガラスが邪魔 名前:
Sawaの父 [2004/03/02,23:00:05]
窓辺で家の中をのぞき込んで,Sawaの母を捜しているような仕草をするのヒヨドリ。
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恋の季節 名前: Sawaの父
[2004/03/04,23:26:24]
恋の季節 先日,除雪をしているとカラスの鳴き声が妙に耳に触りました。 妻が曰くには「あれは絶対♂が♀に媚びている鳴き声だわ」と。 鳴き声のする方向を見ると,毎年巣を作る自宅前の緑地帯立っている大きな木の梢で恋人同士のようなカラスが2羽で巣作りの準備をしている様子です。 ほぼ1日中,カァーカァーないていましたが,妻の目撃情報によりますと,突然,2羽が重なりあった(映画の釣りバカ日誌では本件を”合体”と表現する)かと思うと,そのまま地上までランデブーをしたそうです。 残念ながらその様子はカメラに納めることができませんでした。
春だなー。
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野鳥:番外編2 名前:
Sawaの父 [2004/03/07,23:05:26]
昨年の秋のこと,趣味の木工細工に使う材料を加工していたら,「妻がこの木っ端もらっていいかい」というので渡したところ,ナットとビスも欲しいと言い出しました。 ナットの大きさなど注文が多いので,「好きな物使え」と入れ物ごと預けておいたら,できたのが写真のフクロウでした。
眉毛はカエデの翼果(種子)です。
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珍客 名前: Sawaの父
[2004/03/08,22:35:15]
ほかのキツツキ類と違って緑色をしてるのですぐに見分けがつきます。 額の部分が赤いのは♂で,日本には北海道だけに生息しているようです。 体長は30cm程度と大型のキツツキで食欲も旺盛なことから,この鳥が訪れると少しくらいの餌なら直ぐ食べきってしまいます キツツキ類は2本の足と尾羽を使い,3点支持で垂直な木の幹に止まっているのですが,ヤマゲラはそのほかに,他の鳥と同じように枝にも止まることができます。
生息数が少ないのかsawaの実家の庭に出現するのは年に数回で,お目にかかれたら運の良い人です。
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ヤマガラの餌取り 名前:
Sawaの父 [2004/03/13,23:20:51]
ヤマガラは,ほかのカラ類に比べて色彩が派手な感じで茶褐色が目立ちます。 体つきも,「ずんぐりむっくり」して見えます 写真はペットボトルの餌取り出し口が下方過ぎて取り出しずらそうですが,意地悪しているわけではなく設計ミスです。 餌台には多くの野鳥が集まりますが,そのメンバーには順位があって体の大きい鳥ほど順位が高いようです。したがって体の小さい鳥は,自分より大きい鳥が来ると席を譲るか,怖い相手なら姿をくらましてしまいます。
人は自分より弱いものをいたわる様に教育されますが,野鳥が繰り広げる,喰うか喰われるかの厳しい世界を目の当たりにして言葉を失ってしまうこともあります。
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渡り鳥の季節 名前:
sawaの父 [2004/03/31,13:03:20]
残雪も少なくなり,寒さ厳しかった北国にも春の気配が感じられるようになり,渡り鳥が北へ向かって帰る季節になりました。
鳥インフルエンザの運び屋の様に思われ,今年は肩身の狭い思いで休憩しているいるように見えます。 写真は美唄市宮島沼にて撮影
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