2010年2月

妻が持参した雨具？，雨期には長靴も必要とか？

　ビクトリアの滝はアフリカ南部の大河ザンベジ川全長（2735km）の中流、ジンバブエとザンビアの国境にあります
水量が多い雨季には、幅1.7kmにわたる滝から，１分間に５億リットルの水が落下し，巨大な水煙が舞い上がって、その姿を覆い隠してしまうそうです。

　雨期には水煙で滝も見えなくなるそうですが，私たちの訪れた１０月は乾期です。
滝はよく見えましたが，水量が少なく少々迫力に欠けました。
そ れでも水煙が小雨のように降り注ぎ，カメラはビニールの保護が必要でした。

　1855年イギリスの宣教師リビングストーンによって発見され，原住民には「モシ・オア・ツンヤ（雷鳴の轟く水煙）」と恐れられていた滝でしたが，リビ ングストーンは当時のイギリス女王名前とり「ビクトリアの滝」と名をつけたそうです。
写真題名　ビクトリア滝発見者リビングストーンの像

　ビクトリアの滝は南米のイグアスの滝、カナダのナイアガラの滝と並んで世界の三大瀑布。
高さ最大110ｍ，幅1,700ｍ。

　ビクトリアの滝からは毎分５億リットルもの水が落下し，150ｍ以上も舞い上がる水煙は雨量にすると，多雨で有名な屋久島の80にも相当し，周辺には 900種類もの植物が繁殖しているそうです。
　私達が訪れた10月はヘマンタスの赤い花（ヒガンバナ科）が咲いていました。

バオバブの木
　バオバブ（キワタ科）はマダカスカルやアフリカにしか生育していない不思議な形の木です。
　滝へいく途中にあるこの木は， 推定樹齢1,000〜1,500年で食用になる果実や油がとれるそうです。

　ホテル周辺には燃えるように赤いカエンジュ（火焔樹）が満開でした。別名ホウオウボク（鳳凰木）と呼ばれ，マダガスカル原産のカエンボク（火焔木），そ れにジャカランタを加えて世界三大花木と呼ぶ人もいるとか。

　民族衣装をまとった青年とホテルの前で記念撮影

　ジンバブエとザンビアの国境にビクトリアの滝があり，ザンビア側から流れ落ちる世界の三大瀑布の滝で世界一の危険な水遊び？をしている人がいました（滝 の中央に人影）。