旭川時代の思いで(T)
 Sawaが旭川に在住したのは,中学3年から高校を卒業するまでの4年間でしたが,休日には近くの名勝旧跡や観光名所などに家族でよく出かけたものでした。今回はその中から,北海道海道伝統美術工芸村と男山酒造を訪ねたときの写真をご覧になってください

 北海道海道伝統美術工芸村は、北海道の自然風景モチーフに手織りで製作された優佳良織(ゆうからおり)を展示、販売している優佳良織工芸館と日本や世界各域の染織品を展示する国際染織美術館,そして,雪をテーマに結晶の写真や本物の氷の造形を一年を通して見ることができる「雪の美術館」とテーマの異なる3つの施設で構成されていました。

 一方,男山酒造は,北の灘として知られる旭川を代表する酒造メーカーです。全国各地に「男山」を名乗る酒は数多いのですが340年の歴史をもつ旭川の「男山」が本家のようです。 敷地内には「男山酒造り資料館」を併設していました。


優佳良織工芸館前庭にて(Sawa高3,母39歳)

 優佳良織は北海道の自然をテ−マに創作した織物で絵画を思わせる多彩な色調がすばらしく制作工程も見学できるようになっていました。
優佳良織工芸館(右側),国際染織美術館(左側)の共通入場券

 優佳良織は素材の羊毛を染めて紡いで織るまでの全てが手仕事で行われていました。国際染織美術館には約5000点の染色作品が展示されていました
優佳良織工芸館,雪の美術館入場券
雪の美術館雪前庭にて

 雪の美しさをテ−マに、北大低温科学研究所の資料をもとに構成した美術館で,雪の結晶やマイナス20度の氷の実物造形など、幻想的な冬の世界が体感できました。
夏なのに冬の体験■

 雪美術館を訪れたのは1992年8月10日の真夏ですが,美術館玄関から64段の螺旋階段を下りると,地下18メートルに4,300平方メートルの大きな冬の北海道がありました
北海道海道伝統美術工芸村の休憩所にて
男山酒造り資料館前にて(Sawa大学1年,父47歳)

 銘酒「男山」の醸造元が開設した資料館です。館内には、昔の酒造りの道具や酒造りの歴史に関する資料を展示、試飲コーナーもありました。
男山酒造り資料館前にて(Sawa大学1年,母40歳)

 資料館には,「男山」340年の歴史の紹介とともに,江戸時代の貴重な資料や酒器などが展示公開されていました。
昔の酒造りを再現@
昔の酒造りを再現A 
名酒「男山」を生み出す水
男山酒造の庭園

 男山酒造の庭園はアジサイが有名40種以上、約2500株が群生しているそうです。

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