2006年2月25日掲載


フンベの滝(広尾町)
 道内に所在する多くの滝は厳しい冬の冷え込みで,崖の上から滝つぼまで,水が流れ落ちるままの姿で凍りついています。広尾町から襟裳岬に向かって国道336号線(通称:黄金道路)を車で5分程走った所にあるフンベの滝も例外ではありませんでした。

 Sawaは釧路で生まれましたが,5歳になるまで年に何回もフンベの滝の前を通って祖父母が住む新冠町に行きました。フンベの滝は日高山脈から湧き出た地下水が一帯の岩壁から吹き出し,黄金道路のすぐ脇に落下している珍しい滝です。滝の流れ落ちる水は夏は涼を呼び,冬には氷結して神秘的は景観をつくり出しています。「フンベ」とはアイヌ語で「鯨の獲れる浜」という意味だそうで,昔、このあたりに鯨が打ちつけられたことから名づけられたそうです。


水が流れ落ちるままの姿で凍りついたフンベの滝(広尾町)  
昭和50年1月3日撮影(Sawa10ヶ月,母22歳)
岩盤の隙間から吹き出した水がしずくとなって凍りついたフンベの滝
 昭和51年1月4日撮影(Sawa1歳,母23歳)
えりも道立自然公園(現:日高山脈襟裳国定公園)内のフンベの滝
 通称「黄金道路」は太平洋にせり出した断がい絶壁の崖を北海道道路史上初の発破により開削したそうです。
整備は難航を極め、「黄金を敷き詰めるぐらいの巨額を費用を要した」ことに愛称の由来があるようですが,21人もの尊い犠牲の上,昭和9年(1934)に開通しました。
昭和51年1月4日撮影(Sawa1歳,母23歳)
暖冬の年は,お正月になっても凍らないこともあるフンベの滝
 昭和54年1月3日撮影(Sawa5歳)
フンベの滝の前で記念写真
 昭和54年10月にSawaの父は釧路支庁から石狩支庁へ転勤になり,フンベの滝の前での記念撮影はこの時が最後になりました。
昭和54年1月3日撮影(Sawa5歳,母27歳)

2006年2月20日掲載


第19回TRCAウインターラリー in あさひかわ
 Sawaが18歳の時に撮影した1993年全日本ラリー選手権第2戦「TRCAウインターラリー in あさひかわ」の写真と関係資料をご紹介いたします。


大会公式プログラム
Aクラス,エントリーリスト
Bクラス,エントリーリスト
Cクラス,エントリーリスト
Aクラス優勝 NO4
ドライバー:鳥羽正文,ナビゲーター:星野 元
チーム名:キャロッセスポーツ鳥羽
車名:スズキViViO
Aクラス準優勝 NO1
ライバー:堀田憲幸,ナビゲーター:草加浩平
チーム名:DCCSほった
車名:ダイハツ
Bクラス優勝 NO11
ドライバー:三上弘光,ナビゲーター:蝶名林忠則
チーム名:TRリバティーMスポーツ
車名:KYBアドバンミラージュ4WD
Bクラス準優勝 NO15
ドライバー:石田雅之,ナビゲーター:宝田直樹
チーム名:TEAMC-ONESPORT
車名:トヨタカローラX-GT
Cクラス優勝 NO26
ドライバー:西尾雄次郎,ナビゲーター:山口顕子
チーム名:クラックショットファルケン西尾
車名:ランサ-RS
Cクラス準優勝 NO29
ドライバー:桜井幸彦,ナビゲーター:大溝敏夫 
チーム名:キャロッセスポーツ桜井
車名:キャロッセランサー
Cクラス3位 NO35
ドライバー:石田正史,ナビゲーター:澤田 茂
チーム名:TEAM-BIRD & MARCHE
車名:T-BIRDインプレッサ

2006年2月5日掲載


ウインターラリー in あさひかわ
Sawaが14歳から4年間過ごした旭川市では「TRCAウインターラリー in あさひかわ」が開催されていました。
 1991の大会から「JAF全日本ラリー選手権の第2戦」として位置づけられ,旭川市の常磐公園をスタート地点にして,スペシャルステージは当麻町の郊外で行われました。 Sawaの遺品の中に当時の資料やSawaが撮影した写真がありましたので,2回に分けてご紹介いたします。


大会公式プログラム
抽選券付きの入場券
抽選でSawaはラリーアートの帽子を当てました。
SSまでの案内図
Aクラス優勝 NO1
ドライバー:栗津原 豊,ナビゲーター:川副 譲
チーム名:セキスイ スズキスポーツワークス
車名:アルト
Aクラス準優勝 NO3
ライバー:守屋教昭,ナビゲーター:守屋重美
チーム名:ビックベア スポーツ
車名:ミラ
Bクラス優勝 NO11
ドライバー:坂 昭彦,ナビゲーター:草加公平
チーム名:チーム いすず 坂
車名:ジェミニ
Cクラス優勝 NO33
ドライバー:山内伸弥,ナビゲーター:遠藤 彰
チーム名:ADVAN・PIAA伸弥
車名:ギャラン
Cクラス準優勝 NO27
ドライバー:綾部美津雄,ナビゲーター:市野 
チーム名:チーム アヤベ
車名:ギャラン
観戦中のSawa(写真中央,16歳)
 スタート地点で愛用のカメラ,ペンタックスを持っての観戦。

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