2006年1月15日掲載


糠平湖氷上タイムトライアルレース
 来る,1月21〜22日は上士幌町の糠平湖で,第28回糠平湖氷上タイムトライアルレースが開催されるそうです。3年前Sawaは結氷した湖の上を疾走する迫力満点のレースを1週間後に控えた1月19日に無念のリタイヤをしました。糠平は道内屈指の厳寒地ですから,寒さ対策に防寒手袋や靴を新調し,楽しみにしていたのですが.....。

 糠平湖は,今から50年前の1956年に発電専用に建設された人造のダム湖ですが、東大雪の自然と美しく調和した湖です。私達Sawaの家族は,紅葉が見頃の1988年10月10日に糠平を訪れています。そのときもSawaはこのレールのことを熱く語っていました。

 糠平湖にはダム建設で水没した旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋があり,これが「幻のアーチ橋」と呼ばれていて,ダムの水量が減る1月頃から凍結した湖面に姿を現すそうです。また,水位が下がると、湖底に残っている木の切り株の上に厚い氷が載り,「キノコ氷」と呼ばれる「巨大はキノコのような氷,」が現れるそうです。何時かはSawaの遺影と一緒カメラを持って撮影旅行に出かけるつもりでいます。勿論,氷上レースの応援にも行きますよ。


糠平湖(1988.10.10撮影,Sawa14歳,母36歳)
 糠平湖は周囲34kmもありますが,発電に使う水の量によっては水位が最大20mも上下するそうです。毎年,夏から秋にかけて貯水するのでSawaが訪れた秋は一年で一番水量が多い季節だったということになります。
三国峠 
 国道273号の三国峠からは十勝三股盆地の雄大な景色や大雪連峰の山並みも眺望できました。
十勝三股
 十勝三股は豊富な森林資源を背景に昔は林業が盛んで製材工場もあったそうですが,現在は旧国鉄士幌線の十勝三股駅跡周辺に2軒の家が存在するだけでした
帯広駅前行きのバス
 糠平から帯広駅前行きのバスは1日4往復でした。国鉄士幌線が廃線になったときの代替バス路線だそうです。
氷上トライアル・2002年大会@Sawa優勝?
 この写真はSawaのPCに保存されていたものです。
 2002年の大会で撮影されたのではないかと思うのですが,いかがでしょうか。
氷上トライアル・2002年大会A,Sawa仲間の皆さん
 同上。
氷上トライアル2002年大会B, Sawaの愛車
 同上。

2006年1月5日掲載


上川神社と初詣
 お正月の一大イベントは初詣です。
新しい年のスタートに当たり,今年も大勢の人が神様の御前に参拝したようです。
 Sawaは大学入試を控えた1992年に一度だけ初詣をしたことがあります。
 混雑を避けて,街からは少し離れている田舎の鷹栖神社に詣でたのですが,それでもごった返すような人込みでした。
しかし,行き交う人々は皆ニコニコ顔で,新年を迎えた喜びを体一杯に表現しているようで嬉しい気分にさせてくれました。

 一方,上川神社は旭川市街の常磐公園に頓宮があることから隣接する道立旭川美術館に行った折りなどにお参りした思い出の場所です。


上川神社参拝 (1988.8.1撮影,Sawa14歳,母36歳)
上川神社は明治26年上川地方開拓守護の神、旭川の鎮守として創祀されたそうです。
上川神社参拝A (1990.1.5撮影 Sawa15歳,母37歳)
常磐公園にて(1990.1.5撮影)
 常磐公園は明治43年(1910年)に開設され都心のオアシスとして、旭川市民に最も愛される公園の一つです。
 園内には中央図書館、道立旭川美術館,青少年科学館、公会堂などが配置され,平成元年度「日本の都市公園100選」に選定されています。
旭川道立美術館正面入り口 (1990.1.5撮影 Sawa15歳,母37歳)
 絵画や彫刻の鑑賞はともかく,美術館を包みこむ豊穣な緑にみちみちた空間がストレスをやわらげ、こころをリフレッシュさせてくれました。
砂澤ビッキ展チケット
作品名「風の王と王妃」1988年
砂澤ビッキは旭川生まれ(1931)の木彫家で、晩年は道北の音威子府村にアトリエを構えました。スケールの大きな抽象彫刻や昆虫・鳥などをモチーフとした繊細な木彫りで親しまれていました。木肌を削ったノミの跡から力強い自然の生命力を感じさせます。
鷹栖神社へ初詣 (1992.1.1撮影 Sawa17歳,母39歳)
初詣の定番といえば、オミクジ、お守り、お賽銭、人ごみ…
Sawaの手にはお賽銭,母はSawaの合格祈願。
鷹栖神社は今から110年ほど前の明治28年に創祀とされ,当時は祭典余興場として競馬場も設置していたそうです。
鷹栖神社へ初詣A(1992.1.1撮影)
気温はマイナス25℃。Sawaの母の手にはホッカイロが。

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